国民健康保険は、病気にかかったり事故にあったときの高額な医療費負担を軽減するために、相互扶助の精神に基づいて創設された公的医療保険です。普段から収入に応じて保険料を出し合い、医療を受けたときには医療費の負担が3割で済みます。残りの7割はみんなが出し合った保険料の中から支払われます。
この国民健康保険は5200万人が加入し、7600万人が加入する職域保険とともに公的な医療保険制度を構成しています。職域保険は、さらに企業が運営する組合健康保険、政府が運営する政府管掌健康保険、船員向けの船員保険、公務員や私立学校の教師向けの共済組合、などに分かれています。
国民健康保険は農業や自営業者などが加入します。サラリーマンであれば勤め先の組合健康保険或いは政府管掌健康保険、船員であれば船員保険、公務員や私立学校の教員であれば共済組合に加入します。これらの公的医療保険に加入できない人が国民健康保険に加入します。
市町村を単位として地域ごとに国民健康保険は運営されており、地域ごとの医療財政の状況や加入者の収入状況により保険料が異なってきます。国民健康保険に加入していると、医療費の負担が少なくなるだけではなく、出産時や死亡時に一時金の給付を受けることが出来ます
